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北方の漢族の食べもの・・・
とくに宮廷料理に源を発す今日の宴会料理の原初的なものは、宋代以後になってはじめて広東の地に伝わったのです。
宋代末期に、元将伯顔が宋都の臨安(現杭州)を陥れたために、皇室の一部は南へ逃れます。
そして、1279年・・・
広東の厘山で、幼帝は陸秀夫にだかれて入水し、宋は滅亡するのですが、このころに、元来宮廷のものだった食べものが、広東の民間にもかなりの程度まで普及したのでした。
もちろん、北方的要素の伝来は、このころがはじめてだったというわけではありません。
秦、漢以来、歴代の王朝は、広東の地を南方の行政の中心としていました。
ですから、行政官に随行した北方の料理人が、伝えたものはあることはあります。
・・・しかしその当時のは宋代に普及したのにくらべると、微々たるものであったのでしょう。
海外旅行先として人気の高い中国。
歴史の古い国なので、とても興味深いものが各地にあります。